インフルエンザ・パンデミックとは(世界的流行)
インフルエンザ・パンデミックとは、「新型インフルエンザウイルスがヒトの世界で広範かつ急速に、ヒトからヒトへと感染して広がり、世界的に大流行している状態」の事を意味します。
100年前 スペイン風邪
過去のインフルエンザ・パンデミック、1918-19年のスペインインフルエンザ(スペイン風邪)は俗にスペインかぜと呼ばれ、感染者は世界人口の3分の1、約5億人とも言われており、致死率は2.5%以上で、死亡者数は全世界で5,000万人とも1億人とも言われており、当時はまだ抗生物質も発見されておらずワクチンなどの医学的な手段が無く、患者の隔離、接触者の行動制限、個人衛生、消毒と集会の延期といった方法に頼るしかなかった為被害の大きさが際立っております。
近年のインフルエンザ・パンデミック
2009年春頃から2010年3月にかけ、豚由来の新型インフルエンザが発生し、WHOはパンデミックを宣言、このウイルスを「2009 pandemic A/H1N1」と命名しました。
日本では約200人が新型インフルエンザにより死亡としたと発表されており、入院者数は約18,000人、感染は2,000万人以上となりました。
インフルエンザ感染防止対策
インフルエンザの予防には以下の方法が有効とされております。
- 流行前のワクチン接種
- 外出後の手洗い等
- 適度な湿度の保持
- 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
- 人混みや繁華街への外出を控える
予想数値出展元「厚生労働省健康局結核感染症課 新型インフルエンザ対策推進室」

